昨日から台風17号が接近中と天気予報で盛んに注意喚起をしている。今週末は秋分の日のため、土、日、月と三連休となるが、山登りに行こうかどうか迷うところ。結局、土曜の午前10時半に打ち合わせの用事が入り、自宅に戻ったのは11:15。宮崎では1時間120mmの大雨が降っているとテレビに流れるが、ここ福岡はまだ雨が降っていない。九州自然歩道の続きの行程を進めようと、西新駅から11:44発の地下鉄に乗った。博多駅で吉野家の牛丼の昼食をとり、12:30の福北ゆたか線で直方に13:29着。13:46の平成筑豊鉄道で源じいの森に向かう。直方駅の正面には福智山が見えるが、頂上には厚い傘雲がかかっており、上空の気象状態が悪いことがうかがわれる。乗客6名を乗せたワンマンカーは14:50に源じいの森駅に到着。
駅に着いた頃からポツリポツリと雨が降り始める。駅前の唯一の商店に入るが、食堂は営業を終え、商品はなかった。やむなく店を出て、レインコートを羽織り、バックパックにレインカバーをつけて九州自然歩道を歩き始める。源じいの森からは舗装路だが、車はまったく通らない。
なんということもない舗装路の山道を2km進むと後山集落。家が数軒あるが、補給はない。さらに2kmほど進むと多伊良集落だが、ここも補給はない。
さらに1km進むと道路横に琴弾の滝が見える。落差が10mほどの小さな滝。公衆トイレはあるが、補給はない。小休止をとって、さらに進む。
2kmで大音の滝。ここは道路から300mほど山中に入ったところにある。ここは落差30mほどの立派な滝だが、大きな音ではない。
さらに傾斜のある舗装路を3kmほど進むとシイタケの榾木が大量に積んである平山集落に到着。ここは道端にミツバチの箱が置いてあった。ここから峠まで進むと、九州電力の中継塔があり、そこからはいきなり山道になる。
300mほどの悪路を進むと数軒の家のある田代集落になる。ここにはある程度整備された家があるが、人影が見えない。田代集落に到着した時点で18:00と、あたりが暗くなってきたため、人が住んでいなさそうな家の軒先を借りてテントを張った。
テントを張って、アルファ米に水を注いで夕食の用意をしていると、雨風がだんだん強くなってきた。いよいよ台風襲来かなと思いつつ、PCで映画のIron Ladyを観ながら就寝となった。テントの外ではかなりの風が吹いている。心細い。
2019年9月21日 九州自然歩道 4日目 福岡県田川郡赤村源じいの森~田川郡添田町田代 曇り時々雨 気温25/17 距離11.8km 行動時間2:57 32642歩
往路交通:福岡市営地下鉄 西新 11:44-博多11:58/JR福北ゆたか線 12:30-直方13:29/平成筑豊鉄道 13:46-源じいの森 14:50