今日からセンター試験。なぜか寒くなり、雪が降る日。
九州自然歩道のトレッキングの続きに出発。前回の中断地点の椎原峠からトレッキング再開とするため、6:52の西鉄バスに乗り、椎原の集落には8:03に到着。乗り換え後の始発から終点まで、乗客は私だけ。
8:07に椎原バス停を出て、椎原峠に向かう。天候は曇り。ときどき日が差し、あまり寒くはない。今日は友人の勧める、自衛隊式の歩行スケジュール管理に使われているという、50分歩行+10分休憩方式で行動することとした。
椎原峠までの道は、椎原川の源流に沿った快適な道。
途中でなぜかこのブロックだけヒノキが立ち枯れしているところがある。林の色がここだけ異なる不思議な光景だ。
椎原川を渡河するところで、派手に転倒して、ザックが水浸しとなってしまった。上半身も水の中に落ちたが、昨日購入したばかりの防水ジャケットのおかげで、上半身は被害がなかった。
5km地点の椎原峠には9:45に到着。脊振山系の稜線の山道は、ササに覆われた道か低木の広葉樹に囲まれた道が多く、歩きやすく快適だ。
10:13に鬼ガ鼻岩に到着。高さが50mほどもある1枚岩だ。福岡の街がきれいに見える。岩登りのゲレンデのようで、ボルトが何本か打ち込んである。
10:56に猟師岩山を通過。雪が降り始め、視界が悪くなってきた。しかし、山道自体はよく整備されており、快適だ。
11:06に小爪峠に到着。雪が激しくなってきたため、ザックにカバーをかける。
12:20に金山に到着。本来は眺望の良い山頂であるが、今日は雪とガスでまったく視界がない。
幸い雪は弱くなり、風の当たらない斜面があったため、コンロでお湯を沸かし、鶏そばとお握りの昼食とした。山頂で食べる温かい昼食は美味しいが、気温は0℃と、そばがすぐに冷たくなってくる。
12:56に行動再開。三瀬高原に向かって金山から高度を下げていく。
急な斜面を経て、ヒノキ林を抜け、山中地蔵・山中キャンプ場に13:45に到着。ここで小休止している間に、雨が強く降ってきた。今度は雨具のズボンを装着し、行動を再開した。
ここからはすべて舗装路。標識は丁寧に設置されてあり、コースはわかりやすい。
途中で大クスを見学した後、三瀨ではよく知られた野菜市場のまっちゃんに15:15に到着。養蜂をされている方から蜂蜜を頂きながら、山のこと、養蜂のことなどいろいろ話をした。ここでおでんをおやつに食べ、パンとウインナーを購入して北山ダムに向かう。
北山ダムは釣りが盛んなところだが、現在は水量が随分と少ないよう。
30分ほど歩き、北山キャンプ場に到着。雪の降るこんな寒い日のも関わらず先客が5組ほど。今はアウトドアがブームなんだと実感した。
夕食は、ソーセージをボイルして、パンと一緒に。
2020年1月18日 九州自然歩道 13日目 福岡県福岡市早良区椎原~佐賀市富士町金山~佐賀県佐賀市富士町北山キャンプ場 曇りのち雪時々雨 気温6/0 距離20.8km 行動時間8:56 40680歩
往路交通:西鉄バス 中村大学前 6:53-早良営業所 7:15/7:40-椎原8:03